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川上ともこ              構成作家&セラピスト


by enjoy3life

思い癖=決めつけ

劇団5454の新作の中に
ユングという
スイスの精神科医・心理学者の名前が出てくる。

ユングは、深層心理について研究し、
分析心理学を創始した人。
だいぶ前に彼の本を斜め読みしていたことがあるけど、
改めて、彼の名言集を寝る前に読んでみた。

響いたことばはこちら!

「二つの人格が出会う事は、
 二つの化学物質の接触に似ている。
 もし何か反応が起これば、両者とも変容する」

「子供たちのことで、
 何かを直してやろうとする時にはいつでも、
 それはむしろ我々のほうで改めるべきことではないかと、
 まず注意深く考えてみるべきである」

「子供たちは大人の話でなく、
 大人のありかたによって教えられる」


「子供」の部分を脳内で
「パートナー」に変換してみる・・・

人を変えるというのは無理な話で・・
変えようとしているとき、
改めるのは、自分自身。

本当にそう思う。

なぜ、この問題が目の前にあるのか?!
あいつのせいだ!って言うのは
超:簡単なんだけど
この問題を現実に引き起こしたのは、私自身だ。

最近、パートナーの存在によって、
自分の内側の部分、
いわゆる、外には出さない部分を
自分が知るという状況に遭遇することが多く。

年齢だけは、立派な大人ではあるが、
結構、とまどう。

「♪こんなはずじゃ、、なかったよね」って
田原のトシちゃんの歌を口ずさみつつ
(古くてわかんないね。笑)
自分自身でビックリすること、しばしば。

でも、ユングはこういうことも言っている。

「あなたが向き合わなかった問題は、
 いずれ運命として出会うことになる」


おっさん、いいこと言うね。
(って、勝手に親近感でおっさん呼ばわり)

これ、これ、今、コレ!
コレが、向き合うべき課題なのだって思うと気も楽になる。
こういうのから逃げてきたから、
結婚してなかったのだ。
って、自分の人生、妙に納得スタンプ押しました。

シメにもういっちょユング発言・・・・・

闇から輝きへ、
そして無関心から行動へ。
感情がなければ変換など起こりえない


ふむふむ。

パートナー、職場の人、友人関係により、
今、悩んでいる何かがあったら・・・
きっとそれは変えられる。
変えられるのは人ではなく、自分自身。

セラピーでよくある手法だけど、
まずは<書いてみる>っていうのは大切なのかもしれない。

わたしの場合、
今、パートナーを通じて、
見たくなかった自分の<思い癖>と向き合っている。
この癖を変えたら、、
きっと現実も変化していくんだと思う。

逃げたいですよ、めんどくさいです(笑)。

でも、ユングいわく、
いずれまたこの問題にでくわすのであれば、
今、やっつけます(笑)。
by enjoy3life | 2015-07-10 09:10